お役立ちコラム
介護職に向いてる人の性格12選!向かない人の特徴も紹介
自分の性格が介護職に合っているのか、気になりませんか?
これから介護職への転職を目指している方はもちろん、現在介護職に従事しているものの「自分は介護職に向いていないかも…」と悩んでいる方も、自分の適性を知ることで働きやすい職種・職場を見つけることができます。
この記事では、介護職に向いてる人・向かない人の性格を一覧でご紹介します。介護業界への転職を考えているなら、ぜひ参考にしてください。
介護職に向いてる人の性格12選
介護職に向いてる人の性格はこちらです。
- 思いやりがある
- 話を聞くのが好き
- 忍耐力がある
- 柔軟な考え方ができる
- 責任感がある
- 観察力がある
- 冷静な判断ができる
- チームで行動できる
- 健康で体力がある
- 学ぶことに意欲的
- オンオフの切り替えができる
- 夜間勤務や土日勤務に抵抗がない
思いやりがある
介護職は、利用者の体や心をケアする仕事です。高齢になると思うように体を動かすことができず、「こうしてほしい」と意志を伝えづらくなる傾向にあります。そんな相手の気持ちを察して行動できる、思いやりにあふれる方は介護職に向いています。
話を聞くのが好き
介護施設を利用する高齢者は、社会との交流が少ない人がほとんどです。ゆっくりと話を聞いてもらうことで安心感が増します。「共感する」「否定をしない」「最後まで聞く」ことができる傾聴力を持つ方は、利用者からの信頼を集めることができるでしょう。
忍耐力がある
高齢の方は、何度も同じことを言ったり、同じ対応を求めたりすることもあります。コミュニケーションが難しい状況でも、相手の言葉に耳を傾け続ける粘り強さが必須です。また、人相手ゆえにスムーズに業務が進まない場合が多いので、忍耐力も必要となります。
柔軟な考え方ができる
介護士の仕事は、臨機応変な対応を求められる場面が多々あります。たとえば、利用者が施設の外に出てしまった、利用者同士のトラブルが起きた、車いすが故障したなど。マニュアルにない内容でも即座に判断し、ベストな対応ができる方は重宝されます。
責任感がある
高齢者の健康や命に関わる仕事のため、重大な責任感が生じます。ほんの小さなミスが、大きな事故に発展する可能性もあり、中途半端な気持ちで続けていくことは難しいです。使命感を持って職務を全うできる方が向いています。
観察力がある
利用者の状態をよく観察し、細かな変化に気づける観察力が必須です。高齢になると自身の体調が悪くても伝えられないことが多いので、スタッフが変化に気づく必要があります。そのためには、利用者一人ひとりの性格や病状について普段から知っておくことが重要です。
冷静な判断ができる
利用者の容態が突然悪くなったり、介助を拒否されたりなど、介護では予想外のできごとが次々に起こります。そんなときでも感情にとらわれず、冷静で正しい判断ができる方は、介護の現場で力を発揮できるでしょう。
チームで行動できる
多職種と連携する介護の仕事は、チームの連携プレーで成り立っています。利用者が抱える生活の悩みや病気などに適切に対応するため、介護士・看護師・主治医・ケアマネジャー・生活相談員など、様々な職種の方とのチームワークと協調性が必要です。苦手な仕事があれば得意な人にフォローしてもらったり、相性の悪い利用者の対応を別のスタッフに代わってもらったり。周囲と協力しながら仕事をするための協調性は必須です。
健康で体力がある
介護職は体が資本です。特に身体介助(入浴介助、体位変換、オムツ交換など)は中腰の姿勢で体を持ち上げて行うので、力が要りますし、腰に負担がかかります。健康と体力に自信がある方なら、仕事を長く続けられるでしょう。
学ぶことに意欲的
積極的に知識やスキルを学ぶ人は、介護の現場で活躍できます。専門性を高めるための資格は多数あり、たとえば入門資格の「介護職員初任者研修」のほか、「認知症介護基礎研修」「ケアマネージャー」などやる気次第でキャリアアップをめざせます。
オンオフの切り替えができる
介護職は体力的にハードなので、自己管理ができないと疲れがたまりやすいです。職場ではきびきびと働き、プライベートではしっかりと休むことで気持ちを切り替えることが大切になります。メリハリをつけた過ごし方ができる方は、介護の仕事を長く継続しやすいです。
夜間勤務や土日勤務に抵抗がない
施設や雇用形態によって異なりますが、昼夜交代で働くシフト制がほとんどです。夜勤があると生活リズムが乱れやすくなりますし、土日祝日を連続して休むことが難しくなります。このような勤務形態でも抵抗がないなら、介護職に向いているでしょう。
上記12項目の性格に当てはまる方は、介護職に向いているといえます。もちろん、すべてに当てはまっている必要はありませんし、職種や施設の特徴によっても必要な特性は変わります。少しでも介護職に興味があるという方は、未来ケアワーカーの求人検索で自分に合うお仕事を探してみてください。
介護職に向かない人の性格10選
続いて、介護職に向かない人の性格はこちらです。
- 潔癖症
- 短気で怒りっぽい
- プライドが高い
- 柔軟性がない
- コミュニケーションが苦手
- 丁寧な仕事が苦手
- 病気がちで体力がない
- 自分のペースで仕事がしたい
- ストレスをためやすい
- 効率を優先する
潔癖症
利用者の健康を保つために衛生面に気を遣ったり清潔さを保ったりすることは大切です。しかし、神経質なほどキレイ好きな潔癖症の方は、介護職に向いていません。
現場では、利用者の体に触れながら行う身体介助の業務があります。たとえば、体を洗う「入浴介助」、オムツ交換をする「排泄介助」などの業務は、他の人の体に触れることに嫌悪感がある方には厳しいかもしれません。
短気で怒りっぽい
利用者にはさまざまな性格や特徴を持つ方(ゆっくり動く、何度も同じ対応を求める、職員へ高圧的な態度を取るなど)がいます。スムーズにやり取りができないことにイライラする短気な性格は要注意。相手に合わせて気長に待つおおらかさが求められます。
プライドが高い
「こうした方が絶対にいい」と周囲に自分のこだわりを押しつけるプライドの高い性格もNGです。自分のやり方を貫き通そうとする頑固な姿勢は、自己中心的ですし、利用者の気持ちに寄り添っていません。協調性が低いので、スタッフのチームワークも悪くなります。
柔軟性がない
自分で考えて臨機応変に行動できない人は、介護の現場で苦労します。利用者の性格や病状によってベストな対応は変わるので、「言われたこと」「マニュアルに書かれていること」以外にも、自分の頭で考えて判断することが大切です。
コミュニケーションが苦手
介護職では、利用者との信頼関係がベースにあります。普段から積極的に声をかけたり、笑顔での対応を心がけていないと、信頼してもらえません。利用者と積極的にコミュニケーションを取ることで、喜ばれるサービスを提供できるといえます。
丁寧な仕事が苦手
介護の現場では、丁寧なケアや正確な業務記録など、細やかな作業が求められます。利用者の健康に関わる責任があり、重大なミスをすると生死を左右する可能性もあります。雑な仕事をしている認識があれば、改めないと介護職を続けるのは難しいでしょう。
病気がちで体力がない
介護職を続けるなら、体力が必須です。身体介助は力仕事が多く、体力がないからといってほかの人に代わってもらうことはできません。さらに夜勤もあるので、生活が乱れやすくなります。持病を持っている方、体が弱い方にとっては厳しい環境だといえます。
自分のペースで仕事がしたい
介護の仕事は、一日のスケジュールが大方決まっています。スタッフと協力しながら、利用者にサービスを提供しているので、マイペースに仕事をするのは不可能です。また、利用者に合わせて行動するので、予定通りにいかないことも多々あります。
ストレスを抱えやすい
性格がまじめすぎる・優しすぎる人は介護の仕事でストレスを抱えやすいです。
利用者の容態が急変したり、介護拒否をされたりなど、精神面を削られるようなできごとが日々起こるので、上手に受け流さないとメンタルがやられてしまいます。
効率を優先する
効率を重視するせっかちな人も要注意です。介助を拒否されるなどを原因として、タイムスケジュール通りに進まないことは多々あります。そんなときに利用者の声を無視して淡々と仕事を進めたなら、信頼関係が破綻してしまいます。
介護職に向かない人は介護の仕事をあきらめるべき?
介護職に向かない人が、介護の仕事をあきらめる必要はありません。なぜなら、今回ご紹介した「介護職に向いてる人・向かない人の特徴」はあくまで自分を知る目安だからです。
「利用者の方が快適に暮らせるようサポートしたい」といった介護への熱意があれば、不向きな要素を克服することは可能です。
また施設によっては、不向きな業務の担当を減らす分、得意な分野の作業を増やすなど、それぞれの強みを活かした割り振りをするところもあるでしょう。
何よりも大切なことは利用者への思いやりです。自分の得意分野を伸ばしつつ、少しずつ苦手意識を克服していきましょう。
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まとめ
介護職に向いてる人は、コミュニケーション能力があり、相手の気持ちを汲んで行動できる人です。一方、性格的に向かない人は、チームワークが苦手で協調性がなく、効率重視の価値観を持っています。
いずれにせよ「介護業界で働きたい!」という熱意があれば、活躍できる人材になれるでしょう。いますぐ介護の仕事をしたい方は、介護福祉専門の求人サイト「未来ケアワーカー」をチェックしてみてください。
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